財務相と成長戦略相 日銀総裁と会談 “金融市場の動向を注視”

19日の夕方、東京で片山さんと城内さんというお金の仕事をしている大臣たちが、日本銀行の植田総裁と20分くらいお話をしました。お金の動かし方について、いろいろな意見を交換しました。みんなで「物の値段がゆっくり上がり続けて、経済が元気になるようにがんばろう」と約束しました。

今、お金の世界ではちょっと心配なことが起きています。国が使うお金を増やすために国債というものをたくさん出すと、国の借金が増えてしまうかもしれないと、多くの人が気にしているからです。そのため、外国為替という外国のお金と交換する場所では円があまり使われなくなり、1ドルが156円に近づいています。また、国債を売る人も増えて、金利が上がっています。

お話が終わった後、片山大臣は記者たちに「今日は円の値段について細かい話はしなかったけど、お金の市場の動きにはこれからもよく注意していくよ」と説明しました。これからも大臣たちと日本銀行がしっかり協力して、みんなが安心できる経済にしていくことが大切だと考えています。