経済

東京株、一時1200円超安 半導体株に売り

11/21/2025

21日の東京の株(かぶ)の市場(しじょう)は、アメリカの株が下がっていることを受けて、日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)が一日で1200円以上も大きく下がりました。お昼前には、4万8653円80銭となり、前の日より1170円14銭安くなりました。投資家(とうしか)たちはとても心配そうな様子です。

東京株式市場の様子

前の日、アメリカでは大きな半導体(はんどうたい)会社のエヌビディアが良い成績を発表して、最初は株が上がりましたが、そのあと下がってしまいました。その影響(えいきょう)で、日本の市場でも、アドバンテストなどAIに関係する会社の株が大きく下がりました。証券会社(しょうけんがいしゃ)の人は、「AIの会社の株が上がりすぎているので、みんな心配している」と言っています。

でも、日本の中で仕事をしている不動産(ふどうさん)会社の株は上がりました。それから、円安(えんやす)で得(とく)をしている自動車会社の株も元気でした。大きな会社の約8割(わり)の株が上がって、TOPIXという別の株の指数(しすう)も、一時的にプラスになりました。株の値段(ねだん)は大きく上がったり下がったりしているので、投資家たちはこれからもアメリカの市場やAIの会社の株をよく見ていくと言っています。